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得意科目は英語と政経でした。

広島の修道高校を受験しましたが、補欠合格だったので辞退した経緯があります。

英検2級に関しては満点が取れます。間違える問
題はありません。

英検準1級は受けたことはありませんが合格はできると思います。過去問題もそれなりにスムーズに解けます。

ただし満点は難しいかと思います。 英検対策は塾や家庭教師でしています。合格実績も2級までなら何人もいます。

私は大学を卒業してすぐに県立高校の英語教員になりました。そして30年間が過ぎたのですが、就職する前に私には絶対にやりたいことがありました。

それは「英語で困っている高校生の力になりたい。」というものでした。

しかしこの30年間を振り返ってみて、そのやりたかったことができたかとい?うと、そうではなく、消化不良のままで過ごしてきたと思います。

行き過ぎた服装指導や土日の出張が絡む部活動について、納得できない自分をごまかして何とか過ごしてきたものの、あんまりにも「受験英語の指導」をする割合が業務の中で少なく、これでは自分が努力して身に着けてきたことが活かせないまま定年を迎えるのかと思うと、むなしい気持ちになります。

このまま自分の人生がやりたいことのできないままに終わるのかと思うと、もったいない気がします。
これまでに何度もやめようと思いました。そして受験産業の世界に入って、自分の培ってきたものを存分に活かしていきたいと考えたこともありました。

しかしそのたびごとに、「せっかく安定した公務員になったのに。」とか、「教員をやめて今の家計を維持できるのか。」という周囲を説得できずに、自分が情熱を傾けることのできない業務を嫌々ながら続けてきました。

しかしそろそろその我慢も限界にきてしまったようです。今の社会的地位を捨てて、ゼロの状態から塾講師や家庭教師を始めるのは、52才では遅すぎるのかという不安もありますが、高齢社会の中で残り20年以上は働いて、受験生の役に立つ仕事をしたいという思いの方が強いのです。

私は若者に負けないくらいテクノロジーの発展には興味があり、iPadや大型モニターを使って英語の長文読解の授業を展開したり、他の先生がしないようなことを進んで実施してきました。

その必要な機材や機器も自費で購入して、授業が単調にならないように、生徒が退屈にならないように工夫してきました。

しかし学校の閉鎖的で保守的な世界ではそのような斬新な授業展開も評価されることなく、埋もれてしまっていました。

私はスティーブジョブズ氏の「Be different.」(他人と同じことをしても駄目だ。)という名言を信条としています。教育システムも数年後は大きく変化しています。

その変化に対応できるかどうかは、年齢ではなく、積極的な意思だと考えます。

そして横並びで周囲と同じことをしても、生徒はひきつけられないと思います。年齢的には下り坂なのかもしれませんが、新しい世界に思い切ってチャレンジしたいという私の思いを理解していただければと考え、文章を書かせていただきました。