生徒さんのレベルに合わせた問題選定をし、生徒さんに思考してもらい、生徒さんにできる喜びを感じてもらうことを心掛けています。 以下の経験を活かし、生徒さんに合う問題選定を慎重に行っていきます。?◯大学に入るためにこれをやったというものを見て、これをやれば自分もこの大学に合格できるのだと思い込み、自分のレベルに合わない問題に手をつけていた。◯大合格講座など、この講習をとれば、この参考書を買えば、合格できると思い、有名な授業をとったり参考書を買って満足した。 (偏差値約30→約30) ?自分のレベルにあったものからやり直そうと思い、丁寧な口調で書いてある参考書や基礎力を養成する講座などを利用して基礎からやり直した。基礎から固めてるから?の状態と違い、学んだり納得したりすることが多かった。それでも、基礎を完璧にしてから次に進もう、まだ演習できるレベルではないと思い、入試問題自体であるゴールを見ず、演習を怠ったので点数自体はのびなかった。 (偏差値約30→約40) ?過去問自体を見て、過去問研究をしてこの問題を解けるようにするにはなにが必要なのかを考えた。過去問で同じ分野のものを何年も遡ることで、最初は意味のわからなかった問題も、問題をこなす度に、パターンやポイントが見え、点数ものびた。 (偏差値約40→60〜65) ?この状態では問題のパターンや聞かれるポイントを掴んではいたが、応用問題に対応できなかった。 なのでここで初めて生物や化学、数学など教科書に戻って一つ一つ原理をしっかり理解していった。 (60〜65→〜70) この状態までこれば、?で問題のパターンを沢山みてきているので、?で基礎を固めた時以上に、問題でみてきた分、点をとるために原理の必要性、基礎の必要性を感じているので、?でやった時の何倍ものスピードで頭に入ってきた。 原理をしっかり理解できるようになってからは、パターンにあてはめて解くのではなく、思考をして問題を解けるようになった。 ?指導の流れ ◯数学 生徒さんが解いてる様子を見て、なにが必要なのかをその場で考えます。そしてその人に合わせた実力問題を選定したり口頭試問をしたりします。 授業→演習→添削→演習で発見した苦手分野専用の演習→添削 ◯英語 まずは自信を持てる1冊を作り、知識のベースとなるものを作る。 最初は訳せないのが当たり前なので生徒さんが詰まった箇所を解説しながら補助をする。徐々に補助を減らしていき、同じ文を覚えてしまうまで何度もゲームのように訳す。 訳せるようになったら、訳すことに一生懸命にならず、大まかな意味をとることを意識し、論理の流れを追う練習をする。 → ある程度、単語や文章を訳すことに困らなくなったら、センター演習とセンター過去問の解き方研究。 ここで大問ごとの解き方のコツを、私の研究結果を利用したり、生徒さん自身にも研究して頂いて、パターンを体感して貰う。 → 量をこなして、またこのパターンか!!と掴みながら設問の解き方を身につけていく。 私と一緒に時間を測って、競いながら、演習を繰り返す。 ?私が心掛けたいこと 私の経験上、勉強は「自分で考える」ことなしでは、いくら質の高い授業を受けても、いくら綺麗なノートを書いても成長しないものだと思います。 特に、数学や理科は、「難しそうに見えたのに自分でもできた」という感覚を味わうことで成長できました。 「解けた喜び」を感じることが最も成長に繋がると思うので、それを感じさせる工夫をしながら授業していきたいと思います。 |